重度認知症患者デイケアとは
重度認知症患者デイケアとは、重度の認知症を抱える患者様が日中安心して過ごせるようさまざまなプログラムを実施するデイケアです。医療保険を利用した「認知症専門」のデイケアであり、認知症の様々な症状にお困りの方の心身機能の回復や維持を図るためのデイケアです。認知症のＢＰＳＤに対して、その人らしさを引き出しながら、安定した生活へつなげることを目的とするサービスです。精神科の病院や診療所に設置され、精神症状や行動異常が著しい認知症の方、「日常生活自立度Ｍ」の判定を受けた方が対象となります。
重度認知症患者デイケアの施設紹介
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クリニック受付
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室内写真
重度認知症患者デイケアを利用される方の主な理由
• 認知症の症状があり、当院医師が重度認知症患者デイケアの利用が必要と判断した
• 在宅での生活を継続したいが、認知症のために難しい
• 徘徊や暴力など、ＢＰＳＤの症状が重く、介護が困難
• MCI(軽度認知障害)であっても抑うつ的になったなど、認知症初期特有の問題で生活に支障をきたしている
• 他のデイサービスなどで利用を断られ、通えなくなった
重度認知症患者デイケアでの１日の過ごし方
重度認知症デイケアの一日の流れを紹介します。重度認知症デイケアはお迎えからスタートします。基本的には自宅まで送迎スタッフがお迎えに行きます。そして施設に到着したらまずは健康チェックが行われます。いわゆるバイタルサイン測定です。
その後医師による診察が行われます。その後は個別のプログラムの実施、食事、服薬、集団プログラムの実施が行われ、終了時間になったら自宅までお送りする流れとなります。
費用について
重度認知症デイケアの費用は医療保険制度や自立支援医療制度が適応されます。医療保険と介護保険を併用して使用することも可能ですので費用を抑えることが可能です。
自立支援医療制度とは精神疾患によって通院治療を受けている方が医療費の一部を公費で負担できる制度のこと。世帯収入などによって上限が定められているため上限を超える分の負担は行わずに済みます。
但し、行事やプログラムによっては 自己負担になる事もあります。
各自で用意するもの
活動しやすい服装、着替え、内履きなど。
ご相談ください
当院では、認知症、物忘れの他、不眠症、うつ病、精神疾患全般の診療を行っています。経験豊富な専門医よる外来診療と、精神科デイケアも併設していますので医療と福祉の両面で患者様をサポートいたします。お電話でのお問合せも受け付けていますので、独りで悩まず、少し勇気を出して一歩を踏み出してください。
総合受付 ☎ 072-476-1133 平日９:００～１７:００
心療内科・精神科直通 ☎ 072-476-1115 平日９:００～１７:００
